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【遺言書作成徹底解説】
本日より遺言について解説していきたいと思います。故人の残した財産をスムーズに分割する手段として遺言と言うものがあります。
遺言書とはどういうものか、どの様に作成するのか、どの様な種類があるのかなど、できるだけ分かり易く解説していきたいと思います。
第T回 遺言書作成徹底解説
遺言とは…当人が死んだ後のために物事を言い残す事です。
遺言書とは…遺言を書面化したもの(遺言状ともいいます)
遺言を残す人…遺言人
★遺言を残す意味を知る前に、遺言を残さないで死亡した場合はどうなるのでしょうか?
この場合、故人が残した遺産を誰が、どの様な割合で、どの資産を相続するかを相続人同士で協議します。しかしこうした話し合いがスムーズにまとまるという保証はどこにもありません。身内の話し合いで決着がつかない場合は、最後は家庭裁判所に持ち込まれ、審判により強制的に分割される事になります。これにより、今まで仲の良かった相続人がこのことにより不仲になってしまうケースもあります。この様な事は故人は決して望んではいないと思います。
一方、故人が生前相続人間の相続の割合や資産の具体的な割振りなど遺産の処理について最終的な意思を遺言という形で残しておいた場合は、この【遺言】というものは、相続人の間で、「故人の最終意思」ということで尊重され、相続人の一部に、その内容に不満がある者がいたとしても、適正に作成された遺言には法的な効力が伴いますので、原則として従わなくてはなりません。
したがって、遺言には、あなたの死後におこるかもしれない相続人間の争いを未然に防ぐ効果があります。
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